スポーツカーで交差点を時速約120キロで走行し、衝突した軽乗用車に乗っていた9歳女児を死亡させたなどとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた医師高倉裕征被告(37)に広島地裁福山支部は4日、禁錮3年、執行猶予5年(求刑禁錮3年)の判決を言い渡した。
松本英男裁判官は判決理由で、被告は制限速度の2倍以上のスピードで走行しており「過失の程度は大きい」と非難。一方で、軽乗用車は右折時に対向する車を十分に確認していなかったとして、執行猶予付きの判決が相当と判断した。
広島県警福山東署は被告を同法違反の危険運転致死傷容疑で書類送検したが、検察側は危険運転罪を適用しなかった。
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