三笠宮妃百合子さまは4日、101歳の誕生日を迎えられた。明治以降の皇族では、夫の三笠宮さま(2016年10月に100歳で逝去)を超えて最高齢。3月から入院中で、「お変わりなく落ち着かれているが、極めてご高齢のため注意深く対応している」(宮内庁の黒田武一郎次長)という。

百合子さまは軽い脳梗塞と誤嚥(ごえん)性肺炎のため、3月3日に聖路加国際病院(東京都中央区)に入院した。同庁によると、声を掛けるとうなずくなど意思疎通はできる状態で、車いすに座るなどのリハビリを続けているが、食事や水を飲むことはできないという。

100歳の誕生日を前に、撮影に臨まれる三笠宮妃百合子さま=2023年5月22日、東京都港区(宮内庁提供)

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