出発式であいさつする「高校生平和大使」の木場笑里さん(中央)=3日午前、長崎市

 毎年国連に届けている核兵器廃絶署名をアピールするため、ノーベル賞委員会があるノルウェー・オスロを訪問する「高校生平和大使」の出発式が3日、長崎市で開かれた。平和大使は2018年から6年連続で平和賞にノミネートされている。

 出発式には、長崎市の私立活水高3年木場笑里さん(17)が出席。広島市のAICJ高2年野田優祥さん(16)、神戸市のカナディアンアカデミー3年藤井花さん(17)と共に渡欧し、ノーベル賞委を訪れるほか、オスロ市長とも面会し、9日に帰国する。

 新型コロナ禍で海外派遣は中断していたが、昨年、国連欧州本部を4年ぶりに訪れ、署名を提出した。オスロ訪問は5年ぶりとなる。

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