秋篠宮ご夫妻は1日、和歌山市で開かれた第35回全国「みどりの愛護」のつどいに出席した。緑を守り、豊かな社会づくりを推進しようと、公園緑地の保全などにボランティアで携わる約900人が全国から集まった。ご夫妻は桜の名所として知られる和歌山城公園でソメイヨシノの記念植樹をした。

 和歌山城ホールで開かれた式典では、道路や公園に花を植えるなどの活動で顕著な功績があった全国の97団体が表彰され、代表者に感謝状が贈られた。秋篠宮さまは「緑が防災に果たす役割や緑を守り育むことの大切さに思いをいたし、それを継承していく必要性を感じています」とあいさつした。

 式典後、駅や歩道の花壇の植栽や水やり活動を報告した地元の表彰者と懇談した紀子さまは「花があると心が和みますね」などと声をかけた。(力丸祥子)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。