上野動物園(東京都台東区)は16日、2歳の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)がじゃれ合ってけがをするのを防ぐため、別々の展示を始めた。
同園によると、パンダは野生下では単独で生活しており、1歳半~2歳ごろに独り立ちする。2頭は昨年3月に母親のシンシンから親離れしたが、仲が良く、2歳を過ぎても同居を続けていた。
ただ成長して体が大きくなるにつれてじゃれ合いが激しくなり、お互いにけがをさせる恐れがあることから別々に飼育・展示することになった。15日から別居しており、担当者は「別居は成長の一過程。大人になっていく様子を見守ってほしい」と話している。
双子のジャイアントパンダ、レイレイ(雌)=3月18日、東京都台東区(公益財団法人東京動物園協会提供)
双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(雄)=3月18日、東京都台東区(公益財団法人東京動物園協会提供)
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