長崎県佐世保市の市立大久保小で2004年、6年生の御手洗怜美さん=当時(12)=が同級生の女児に殺害された事件から1日で20年となった。同校は御手洗さんを追悼し、児童らが命の大切さを考える全校集会を開いた。  集会には約110人の児童のほか、保護者や地域住民が参加。黒田優一校長は「自分の命も周りの人の命も一つしかなく、ゲームのようにリセットできない。その一つの命を大切にしなければならない」と呼びかけた。  児童は「自分の命も周りの命も大切にし支え合う」といった決意の言葉を発表した。  事件は04年6月1日に発生。同級生の女児は少年審判を経て、児童自立支援施設へ送られた。


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