この賞は、放送や通信に関する技術の進歩などを目指す「映像情報メディア学会」が今後、大きな成果が期待される研究や開発に対して贈っていて、31日、東京 港区で表彰式が行われました。

今回、受賞したのは、KDDI総合研究所と関西大学のグループと、NHK広島放送局とNHK放送技術研究所のグループの2つの団体で、それぞれの代表に、賞状と記念の盾が贈られました。

KDDI総合研究所と関西大学のグループは、地図や動物などを立体的で鮮明な動画で表示できる技術を開発し、これまでにない映像表現ができるということです。

また、NHK広島放送局とNHK放送技術研究所のグループは、テレビのプロ野球中継の際音声で情報を補足するアプリを開発しています。

AIを活用して、アウトの数などの画面に表示される情報や、「構えた」「投げた」といった選手の動きなどを音声で伝えることができ、目の不自由な人に、より詳しく情報を届けることができるもので、実用化を目指して開発が進められています。

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