アカウミガメの調査を行う徳島県美波町の「日和佐うみがめ博物館カレッタ」によりますと、今月23日、木岐白浜海岸で地元の人がウミガメの足跡を見つけたということです。
博物館の学芸員が調べたところ、同じ個体とみられるウミガメが4回にわたって上陸した足跡を確認したほか、産卵のために掘ったとみられる穴も確認できたということです。
また、28日も学芸員が同じウミガメのものとみられる新たな足跡を見つけたということで、徳島県内では、2年ぶりとなる産卵の確認に期待が高まっています。
近くに住む80代の男性は「とてもうれしいです。昔はもっと上陸していたので、自然環境が少しでも元に戻ることを願っています」と話していました。
博物館の平手康市館長は「産卵シーズンの最初でうまく産卵できず何度も上陸することはよくある。夜は静かにして見守ってほしい」としています。
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