山梨県富士河口湖町で28日夜、軽乗用車が倒木の下敷きとなり、乗っていた町内の70代男性の死亡が確認された。29日、町や地元消防への取材で分かった。当時、町内では強い風が吹いており、他に9件の倒木が確認された。甲府地方気象台は現地に職員を派遣し、強風の原因となった現象の調査を始めた。

 町や消防によると、28日午後7時10分ごろ、同町船津にある男性の自宅駐車場で「大きい木が倒れ、下敷きになっている車両に1人乗っている」と近隣住民から119番があった。

 気象台によると、町内の観測点では28日午後7時6分、この地点としては5月の観測史上最高となる瞬間風速28.8mを観測した。

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