釧路市の市営牧場では、牧草の刈り取りなどで酪農家が忙しくなる夏の時期の負担を軽減するため、搾乳が始まる前の若い乳牛を酪農家から預かっています。
28日、釧路市鶴丘にある市営の牧場には15軒の酪農家からおよそ250頭の乳牛がトラックで運び込まれ、牧場内の施設に次々と降ろされていきました。
運び込まれた乳牛は管理のために写真を撮ったり、体重測定を行ったりしたあと、牧草地に放たれるということです。
この牧場には280ヘクタールほどの牧草地が広がっていて、預けられた多くの乳牛は秋までに100キロほど体重を増やし、人工授精を行って搾乳できるようにしたあとに酪農家に返される予定です。
釧路市農林課の町田知明さんは「忙しくなる時期を前に牛を預かることで、酪農家の負担軽減になればと思う。ストレスのない環境で丈夫に育ってほしい」と話していました。
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