福島市の歩道で2022年、軽乗用車が暴走し5人が死傷した事故を巡り、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪に問われ、有罪が確定した男性(98)に対し、死亡した女性の遺族が計約1億3千万円の損害賠償を求めて福島地裁に提訴したことが28日、分かった。提訴は4月6日付。  事故は22年11月19日に発生。ブレーキとアクセルを踏み間違え、軽乗用車は時速約60キロ超に加速し、女性=当時(42)=がはねられ死亡したほか、車3台に衝突し4人がけがをした。  訴状によると、事故は運転操作の誤りが原因で「重大な過失があることは明らかだ」と指摘した。


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