昨年4月の江東区議選の選挙運動期間中に交流サイト(SNS)で投票を呼びかける有料広告を掲載したとして、警視庁が公選法違反の疑いで、日本維新の会の千田昌寛区議(43)を今年3月下旬に書類送検していたことが捜査関係者への取材で分かった。

江東区役所

 捜査関係者によると、千田区議は告示日の4月16日から2日間、フェイスブックなど3つのSNSで自ら動画に出演し「千田まさひろに思いを込めた一票を」などと表示させ、投票を呼びかけた。約70秒の動画で、計約1万5000円を支出した疑いがあるという。  千田区議は取材に「離党届は党の預かりとなっている。ご迷惑をおかけして申し訳ございません」と話した。(井上真典、佐藤航) 

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