「水害リスクマップ」は、出水期を前に、地域の水害リスクをより詳しく知ってもらおうと、埼玉県が28日から公開を始めました。

ハザードマップは、最大の被害を想定したものですが、「水害リスクマップ」は、浸水被害の発生が想定される確率ごとに色分けしたものです。

色分けは、浸水被害が1年間で起こりえる確率が10%の濃い紫色から、0.1%未満の薄い黄色まで、視覚的にもわかりやすく5段階に分けているのが特徴です。

また、マップは
▽浸水が起きた場合
▽床上浸水にあたる50センチ以上
それに、
▽建物の1階部分が水没する3メートル以上と、
3つの浸水パターンを想定して作成されています。

埼玉県の大野知事は「災害が激甚化・頻発化する中で、準備と想像力がいっそう求められています。浸水被害について、よりイメージがわくものになっていると思うので、地域のリスクを把握するために、ぜひ活用してもらいたい」と話していました。

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