27日午前10時ごろ、足利市の樺崎八幡宮の宮司から「神社の屋根の銅板が外されている」と警察に通報がありました。

警察が調べたところ、市の文化財に指定されている本殿から、屋根に張られたおよそ200枚と、本殿を囲う塀に張られたおよそ70枚、合わせて270枚の銅板が無くなっていました。

警察によりますと、銅板は縦およそ14センチ、横およそ56センチで、被害額は合わせておよそ400万円に上るということです。

26日午後6時ごろに神社の関係者が見回りをしたときには異常はなかったということで、警察は26日夜から27日朝にかけて盗まれたとみて捜査しています。

樺崎八幡宮の提箸照之 宮司は「神社の屋根に足を乗せて銅板を剥ぐという行為は言語道断で許しがたい。今後は、防犯カメラの設置なども検討していきたい」と話していました。

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