徳島県教委の会合で陳謝する四電工の幹部ら=28日午前、徳島県庁

 徳島県教育委員会が県立高校などに配った「1人1台」のタブレット端末の故障が相次いだ問題を巡り、納入業者の四電工(高松市)は28日、県教委の会合で、最大3500台の無償貸与や修理を提案した。県教委は提案を受け入れる方針を決めた。  四電工は幹部が会合に出席し、端末500台の無償貸与と、2千台分のバッテリーの無償交換をすると説明。さらに故障が発生した場合、千台を上限に無償で修理することも提案した。  県教委は中国のツーウェイ社製の端末1万6500台を2021年に配備したが、うち約6割でバッテリーの膨張や充電後に1時間未満しかもたない故障が起きた。


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