現地時間の26日未明にギリシャの首都アテネに到着した佳子さまは、午後、世界遺産アクロポリスにある古代ギリシャ文明を象徴する建造物「パルテノン神殿」を視察されました。

そして翌27日には「日本・ギリシャ文化観光年」と、来月で両国の外交関係樹立から125年となることを記念する式典に臨まれました。

着物姿の佳子さまは、ギリシャ側の歓迎のあいさつに続いてスピーチし「パルテノン神殿を間近に見ながら、約2500年も前の高度な技術や、その壮大さや優美さ、地道な保存修復の努力に感銘を受けました」と述べられました。

そして、今回の訪問をきっかけに子どもの頃に読んだ古代ギリシャのぐう話「イソップ物語」の「北風と太陽」などを読み返したとしたうえで、「古代のギリシャが、今の日本にも息づいていることを感じます」と話されました。

さらに、ことし両国で多岐にわたる文化行事が開催されることに触れ「両国の相互理解や交流が更に進んでいくことを願っております」と述べられました。

佳子さまは、今月31日までギリシャに滞在されます。

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