安全運航に関わるトラブルが相次いでいるとして、国土交通省は27日、日航を厳重注意し、再発防止策の提出を求めた。日航の鳥取三津子社長を国交省に呼び、直接伝えた。  日航は今月、福岡空港で許可がないまま滑走路手前の停止線を越えたり、羽田空港の駐機場で日航機同士が接触したりする事案があった。昨年11月以降、米国の空港でも停止線越えや滑走路の誤進入があったほか、機長が到着地で飲酒が原因で現地警察に注意を受けた影響で欠航便が出るなどした。  事態を重く見た国交省は24日に航空法に基づき羽田空港内にある日航の事務所に臨時の監査に入った。監査は27日も実施した。


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