日本国際博覧会協会(万博協会)は27日、2025年大阪・関西万博のボランティアに最終的に延べ5万5634人の応募があったと発表した。5月1日に発表した速報値は延べ5万5222人(目標2万人)だったが、応募終盤の郵送なども集計に加え、更に412人増えた人数を確報値とした。抽選を実施して3万人に絞り、6月3日から結果を通知する。

 内訳は男性31.0%、女性68.6%。10代が最も多く、23.6%を占めた。50代(19.7%)、60代(18.0%)が続く。居住地は大阪府が最多の65.8%を占め、関西2府4県以外は7.5%だった。

 ボランティアは、万博期間中の来年4月13日~10月13日、会場となる夢洲(大阪市此花区)で来場者の案内などに携わるほか、主要駅や空港などの会場外でも活動する。期間中に5日以上、1日あたり3~6時間程度活動できる人を、万博協会と大阪府・市が今年1月末~4月末に募集していた。(箱谷真司)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。