陸上自衛隊で最大の実弾演習「富士総合火力演習(総火演)」が26日、静岡県の東富士演習場で行われた。離島防衛をテーマに専門性を高めた内容で実施。昨年度まで実施していたインターネットでのライブ配信は中止し、演習内容を編集した動画の配信に切り替えた。

演習は離島を敵から奪還する想定。昨年と違い、相手に見立てた標的の数や場所を事前に部隊に知らせず、情報収集や射撃までを現場の判断で行う実戦的な内容となった。

陸自輸送機オスプレイも参加。陸自によると、米軍機墜落事故に伴う運用中止の再開後、初の演習という。26日昼の演習では約48トン、約5億6000万円分の弾薬を使用した。【時事通信映像センター】

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