デモ行進前に、パレスチナ自治区ガザの窮状を訴えるエルジャマル・アヤさん=26日午後、福岡市

 パレスチナ自治区ガザ最南部ラファでイスラエル軍の攻撃が激化し、情勢が深刻化しているのを受け、福岡市で26日、アラブ系の人々や留学生らが反戦デモを行った。約300人(主催者側発表)が繁華街・天神を行進し、「戦争やめろ」と即時停戦を訴えた。

 ガザ出身の両親を持つ中学3年エルジャマル・モハメドさん(14)が呼びかけ、パレスチナを支援する市民団体「福岡パレスチナの会」などが開催。参加者らは「パレスチナに自由を」と書かれたプラカードを掲げ、「虐殺やめろ」などとシュプレヒコールを上げた。

 高校2年のアヤさん(16)は「子どもたちが空腹に苦しんでいる」とガザの窮状を訴えた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。