今月19日、大阪 河内長野市役所の駐車場で20代の母親と一緒にいた4歳の男の子に何らかの液体がかかり、男の子は右腕に全治およそ2週間のやけどをしました。
駐車場では当時、だんじりのイベントが開かれ、多くの人が訪れていたということです。
男の子にかかった液体からは瞬間接着剤に含まれる「シアノアクリレート系樹脂」と呼ばれる成分が検出されましたが、警察が調べた結果、当時、近くにいた人が使っていた爪に塗る「ネイルグルー」と呼ばれる液体に同じ成分が含まれていたことがわかりました。
男の子は当時長袖の服を着ていましたが、消費者庁などによりますと、「シアノアクリレート系樹脂」は衣服などの繊維に染み込むと化学反応が促進され、急激に発熱する性質があるということです。
警察は現場の状況などから「ネイルグルー」が誤って男の子にかかった可能性が高いとしています。
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