三重県の一見勝之知事を乗せた公用車が昨年11月、横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいたのに一時停止しなかったとして、運転手に交通反則切符(青切符)が交付されていたことが23日、県への取材で分かった。

 県によると、公用車は昨年11月11日、知事を乗せてイベント出席のため津市内の施設に向かう途中だった。

 パトカーで巡回中の警察官が気付いて呼び止めた。運転手は外部委託先の社員で、違反後に業務から外れ、反則金も納付済みだという。

 県秘書課は「事業者に交通法規の順守や安全運転を改めて要請した」としている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。