女性の遺体を自宅に放置したとして、警視庁は23日、東京都立川市富士見町7丁目、派遣社員の久保忠司容疑者(48)を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。「母の遺体を家に放置した」と容疑を認めているという。母親と連絡が取れておらず、立川署は遺体は母親とみている。

 署によると、逮捕容疑は昨年12月下旬から今月22日、自宅の一室で女性の遺体を放置したというもの。近隣住民から「異臭がする」との通報を受け、署員が22日午後に男の自宅を訪れて遺体を見つけた。遺体には布団がかけられていたという。

 男は「2人暮らしの母の年金で家賃を払っており、年金がなくなれば生活が苦しくなると思った」と供述しているという。(吉村駿)

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