警察によりますと、去年10月、京都府内に住む70代の女性がスマートフォンでウェブサイトを閲覧していた際、ジャーナリストの池上彰さんが優良株を紹介するという内容の投資の広告を見つけました。

クリックすると、池上さんをかたる人物のLINEのアカウントに誘導されて投資を持ちかけられ、情報を複数の人で共有するLINEのグループに参加したということです。

このあと女性はLINE上で、「投資の先生のアシスタント」を名乗る人物から勧められるまま、ことし2月まで30回以上にわたって指定された口座に振り込み、合わせておよそ2億3000万円をだましとられたということです。

著名人になりすました投資詐欺の被害は全国で相次いでいて、警察は、SNSなどで著名人を名乗る投資の勧誘に注意するよう呼びかけています。

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