横浜地裁で審理された教員による性犯罪事件の公判に横浜市教育委員会が職員を動員して一般傍聴者を閉め出した問題で、下田康晴教育長は22日、市議会のこども青少年・教育委員会で、4月の就任後に事実関係を知ったとした上で「止める指示を出した」と明らかにし、今後、弁護士を交えて経緯を調査する方針を示した。
伊地知英弘副市長も「結果として一般の方の傍聴を妨害した件につきましては、誠に申し訳なく思っております」と謝罪した。
市教委は、2019年度と23、24年度に開かれた4件の公判計11回に職員を動員して一般人が傍聴できなくした。「行き過ぎた行為だった」とし、今後は実施しないと表明した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。