盛岡市動物公園ZOOMOは、生まれつき体の色素が欠けた「アルビノ」とみられる珍しい白いニホンリスを保護している。4月25日、同市でカラスに襲われてけがをしていたところを市民が助けた。現在は生後約2カ月半とみられ、園内の動物病院ですくすくと育って回復に向かっている。  治療を担当する滝本明佳獣医師は「数万匹に1匹ではないか」と驚く。元気になっても一般公開はせず、自然に放す予定だ。  保護時は鼻のけがで思い通りに呼吸ができず、ケースに酸素を入れ経過を観察。与えたドッグミルクを拒み、なかなか体重が増えなかった。だが時間とともに餌を食べるようになり、体重は約120グラムまで増加した。


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