新人6人が立候補し、26日に投開票される静岡県知事選で、中日新聞東海本社は18、19両日、朝日新聞社と合同で世論調査を実施し、独自の取材を加味して情勢を探った。いずれも無所属で、元浜松市長の鈴木康友氏(66)=立民、国民推薦=と元副知事の大村慎一氏(60)=自民推薦=が競り合う展開となっている。全体の4割強が投票先をまだ決めておらず、情勢が変わる可能性がある。  共産公認の党県委員長森大介氏(55)は共産支持層以外に支持が広がっていない。政治団体「個人の尊厳党」代表の諸派横山正文氏(56)と、いずれも無所属でアパート経営村上猛氏(73)、コンサル会社社長浜中都己氏(62)は苦戦している。

静岡県庁(資料写真)

 <調査の方法> 静岡県内の有権者を対象に18、19の両日、コンピューターで無作為につくった固定電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)法で実施。有権者がいることが判明した1864世帯のうち、948人から有効回答を得た。回答率は51%。調査は朝日新聞社と合同で実施。基礎データを共有し、分析は独自に行った。 

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