福岡県警直方署は17日、会社役員の妻(62)の頭をバナナの皮で殴打したとして、鞍手町の自称自営業の男(59)を暴行容疑で現行犯逮捕し、発表した。男は「妻の頭をバナナの皮で1回たたいたことは間違いありません。口答えしてきて腹が立った」と容疑を認めているという。
署によると、17日午後8時半ごろ、男は自宅で妻の頭を手にしたバナナの皮で殴り暴行した疑いがある。女性が「夫がアルコール中毒になっている。ののしられて、今バナナで頭をたたかれた」と通報したという。
駆けつけた署員に男は「それが暴力になるのか。夫婦ならそれくらいの暴力はある」と述べた。署は「物が何であろうと、物で人をたたいたら暴行。夫婦であっても、暴行は暴行です」としている。(中村有紀子)
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