能登半島地震で被災した石川県七尾市の観光施設、道の駅「能登食祭市場」が18日、営業を再開した。建物の修繕が完了していないため、当面は海産物などの物販店舗の営業は土日祝日に限定。村本能久駅長(50)は「多くの人の声を受けて再開にこぎ着けた。能登全体の復興へ、少しずつ輪を広げていきたい」と力を込めた。  地震で地盤亀裂や水道管破損などの被害が発生。屋外のテントや建物の通路部分に店舗を出すなどして大型連休限定で一部が再開した際は、2万人が訪れた。  18日は、18店舗が営業。浜焼き店の酒井志津代さん(67)は「お客さんの顔を見るとうれしくなる。地元の人たちに元気を届けたい」と話した。


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