日光東照宮の「百物揃千人武者行列」で、徳川家康のみこしを担ぐ人たち=18日午前、栃木県日光市

 栃木県日光市の日光東照宮で18日、江戸時代から続く恒例行事「百物揃千人武者行列」が行われた。よろいかぶと姿の市民ら約1200人が参道1キロほどを行進。春の武者行列で従来規模通り実施するのは、新型コロナウイルス禍後初めて。  武者行列は毎年春と秋の例大祭で披露。徳川家康が死去した翌年の1617年、遺言に従い静岡市の久能山から日光へ改葬した際の様子を再現したとされる。  夫や孫らと来た日光市のパート山本由紀子さん(69)は「おみこしと、よろいが太陽に照らされ見事だった」と語った。  2019年以来4年ぶりの開催となった昨春は、密を避けるため、参加人数を例年の半分程度に減らしていた。


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