埼玉県戸田市の首都高速道路でトラックが乗用車に追突するなどして7台が絡み、乗用車3台の3人が死亡した事故で、現場にトラックの目立ったブレーキ痕が確認されていなかったことが16日、捜査関係者への取材で分かった。

 トラックを運転し、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で現行犯逮捕された運送会社社員降籏紗京容疑者(28)について、警視庁は15日に同法違反の過失致死傷容疑に切り替えて送検したと説明していたが、送検容疑は過失致死容疑のままだったと16日に説明を訂正した。

 捜査関係者によると、付近のカメラには容疑者のトラックが、減速せずに直進して乗用車に追突する様子が写っていた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。