記者会見するJR東海の丹羽俊介社長=16日午後、名古屋市
JR東海は16日、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事を行っている岐阜県瑞浪市の井戸などで水位低下が確認されたことを受け、工事を一時止めた上でボーリング調査を始めると発表した。現在工事している地点から一部掘り進めたところで中断し、地質を詳しく調べる。 JR東海の丹羽俊介社長は16日の記者会見で、水位低下は工事の影響による可能性が高いとの考えを示し「地域の皆さまにはご心配とご迷惑をおかけしている」と話した。他の地域でも工事現場の近くで水位低下が起きた事例があり、影響が広がる可能性がある。 工事を中断する時期やボーリング調査の開始時期は未定で、調査による開業への影響はないとしている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。