警察によりますと、去年11月、神奈川県小田原市の70代の男性が若い女性を名乗る人物からSNSのメッセージが届き、「暗号資産の投資でもうかっている」と言われたということです。

この人物から取り引きに使うというアプリをインストールするよう指示され、男性が指定された口座に送金したところアプリの画面に利益が出ているかのような数字が表示されたということです。

このあと、男性は数十万円を引き出せたことで話を信じてしまい、暗号資産への投資や保証金などの名目で、去年12月からことし3月にかけて指定された口座に現金を振り込み合わせて2億4000万円をだまし取られました。

警察は詐欺事件として捜査するとともにSNSでの勧誘がきっかけとなる投資名目の詐欺に注意するよう呼びかけています。

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