日本海を発達した低気圧が北東に進み、西日本は九州や中国を中心に15日夜~16日にかけて強風に見舞われた。

 気象庁によると、宮崎県小林市で24.1メートル、福岡県宗像市で19.7メートル、山口県宇部市で20.1メートルの最大瞬間風速を記録。統計が始まった2009年以降で5月の記録をそれぞれ更新した。

 福岡市では15日に最大瞬間風速16.4メートルを観測。同市の博多駅前の広場では同日午後11時50分ごろ、高さ約13メートルのケヤキ1本が倒れているのが見つかった。けが人はなかった。16日の日中に通りかかった女性(71)は、「仮にけが人が出ていたらと思うと怖い」と話した。

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