16日午前10時20分ごろ、京都市下京区の飲食店の入る2階建ての建物で「爆発音がして火が出ている」と消防に通報がありました。

消防によりますと、消防車25台が出て消火活動にあたり、火の勢いは弱まっているということですが、この火事で店の従業員の男性1人がけがをしたほか、近くにいた女性も飛び散ったガラスでけがをし、病院に搬送されたということです。

2人とも意識はあるということです。

警察によりますと、当時、飲食店にいたのは、けがをした従業員ひとりで、「出勤してきてすぐに爆発した」と話しているということです。

警察は当時の詳しい状況を調べています。

現場は市営地下鉄四条駅から西に100メートルほど離れたビルが建ち並ぶ京都市の中心部の一角で、辺りには煙が立ちこめ一時騒然としました。

現場近くで働く男性

現場近くで働いている20代の男性は「当初は激しく火の手があがっているのが見えました。火元の近くに知り合いの店があるので心配です」と話していました。

また、近くのビルで働いている男性は「5階の部屋の中まで焦げ臭いにおいが漂ってきて驚きました。20年近くこの付近で働いていますが、これだけ大きな火事は初めてです」と話していました。

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