ガラスが割れているのが見つかったのは、北九州市門司区白野江の「部埼灯台」です。

門司海上保安部によりますと、先月中旬、清掃のために訪れたところ、灯台の上部にはめ込まれている24枚のガラスのうち7枚にひびなどが入っているのを見つけたということです。

海上保安部の職員は3月下旬にも灯台を訪れていましたが、その時は異常はなかったということです。

灯台の機能などに問題はないということですが、海上保安部は今後、ガラスを交換することにしています。

「部埼灯台」は1872年に整備された九州で最も古い現役の灯台で、2020年に国の重要文化財に指定されています。

警察は、割れたガラスのすぐ下に石が散乱していたことなどから、何者かが故意に割った可能性があるとして文化財保護法違反の疑いで捜査しています。

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