警察によりますと、14日午後1時40分ごろ、大阪 寝屋川市萱島東のマンションの1室から火が出ました。

消防車18台が駆けつけて消火にあたり、火はおよそ30分後に消し止められましたが、40代くらいの男性の住人がやけどをして病院に搬送され、意識不明の重体だということです。

また、室内からは死後かなりの時間がたっているとみられる高齢の女性の遺体が見つかりました。

警察によりますと、火事のおよそ20分前にマンションのオーナーから「部屋からにおいがするが、住人と連絡が取れない」と通報があり、警察官が安否確認のため部屋を訪れていました。

その際、ドアには内鍵がかかっていましたが、隙間から人影が見えたため、警察官が呼びかけていると、およそ5分後に室内から黒い煙が上がったということです。

警察は、見つかった遺体は住人の母親ではないかとみて確認を進めるとともに、現場の状況などから住人が部屋に火をつけた疑いもあるとみて、詳しいいきさつを調べています。

現場は、京阪電鉄の萱島駅から東におよそ400メートル離れた住宅地です。近くに住む70代の女性は「午後2時ごろ、救急車と消防車のサイレンの音で火事に気づきました。部屋の窓から真っ黒な煙が出ていました」と話していました。

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