警視庁機動隊の観閲式で行進する隊員ら=14日午前、東京・明治神宮外苑

 警視庁機動隊の観閲式が14日、東京・明治神宮外苑で開かれ、隊員ら約1700人が行進した。緒方禎己警視総監は「機動隊は創設以来、常に治安の最後のとりでであり続けている。必要とされる時にその力を遺憾なく発揮し、託された使命を果たし続けることを心から願う」と訓示した。

 緒方総監は、1月に発生した能登半島地震や、羽田空港で日航と海上保安庁の航空機が衝突した事故を挙げ「機動隊が対応すべき事案は時と場所を選ばないことを改めて痛感させられた」とも話した。

 行進には第1から第9の各機動隊、特科車両隊のほか、能登半島地震で救助活動に当たった特殊救助隊などが参加した。

警視庁機動隊の観閲式で整列する隊員=14日午前、東京・明治神宮外苑

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