13日午後9時35分ごろ、JR静岡駅(静岡市葵区)の東海道新幹線のホームで、男性客が線路に降りるのを駅の係員が見つけ、係員が列車の非常停止のスイッチを押した。JR東海によると、このトラブルで東海道新幹線は上下線計17本が最大で37分遅れ、約1万4千人に影響した。

 静岡中央署によると、男性は山梨県内に住む30代の僧侶。スマートフォンを落としたと思って線路に降りたが、スマホではなく、直後に自力でホームに上がったという。けが人はなかった。同署は新幹線特例法違反(線路内への立ち入り)の疑いで男性から事情を聴いている。

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