今年のゴールデンウィーク期間(4月26日~5月6日)の関西空港の出入国者数は69万4600人だった。新型コロナウイルス感染流行前の2019年の11日間と比べると、約8割の水準だった。

 大阪出入国在留管理局関西空港支局が速報値を13日に発表した。出入国者数の7割を超える51万8330人は外国人で、日本人は17万6270人。19年に比べると、外国人の出入国者数が2割近く増えたのに対し、日本人の出入国者数は5割に満たず、円安の影響とみられる。期間中の出入国者は、新型コロナの5類移行前だった昨年に比べると約6割増えた。

 出国者の渡航先は、トップが韓国の10万6910人、次いで中国7万4910人、台湾の4万9170人だった。(田中章博)

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