13日正午ごろ、熊本県阿蘇市で遊覧飛行を手がける会社の関係者から「遊覧ヘリコプターが上空でエンジン停止して不時着した」と119番通報があった。

 県警阿蘇署によると、阿蘇山火口付近の遊覧ヘリで、50代のパイロット1人と30代の男女の乗客計3人が乗っていた。阿蘇市黒川の特別養護老人ホーム近くの山中の空き地に不時着した。パイロットが顔を強く打ち重傷で、熊本市内の病院に運ばれた。乗客2人は軽傷のもよう。阿蘇市内の病院で治療を受けている。

 阿蘇広域消防本部によると、全員会話はできる状態だったという。(城戸康秀、杉浦奈実)

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