開幕1年前となった2025年大阪・関西万博会場。象徴となる木造巨大屋根「リング」は円周2キロの輪で、8割方組み上がりほぼ輪の形になった=13日午前8時1分、大阪市の夢洲(共同通信社ヘリから)

 2025年大阪・関西万博の開幕1年前となった13日、日本国際博覧会協会(万博協会)が都内で記念イベントを開いた。会期中のスタッフの制服を発表し、岸田文雄首相はビデオメッセージで「会場には未来社会の姿が現れる。行動を起こすきっかけになることを期待している」と呼びかけた。低迷する機運を高められるか実行力が問われる1年となる。

 イベントであいさつした万博協会会長の十倉雅和経団連会長は「いよいよ集大成の1年となる。万博を素晴らしいものに仕上げたい」と強調。斎藤健経済産業相は「どのようなものが見られるのか、体験できるのか、万博の意義や中身を一丸となって発信していく」と決意を示した。

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