12日午後5時ごろ、JR渋谷駅(東京・渋谷)で山手線内回り(11両)を降りた乗客から「ヘビのような小動物がいる」と駅員に申告があった。JR東日本によると、申告を受け、駒込駅(豊島区)で運転を中止した。約15分間捜索したが小動物は見つからず、午後6時ごろ、当該の車両には乗客を乗せず10両で運転を再開した。けが人は確認されていない。

その後、大崎駅付近の車両基地で捜索に当たった同社社員が、座席シートの下でヘビを発見。品川署に届け出た。

同署によると、ヘビは体長20センチほど。遺失物としての問い合わせはないといい、毒性がないことを確認した上で野生に返す予定という。

この影響で山手線の乗客計約2700人に影響が出た。渋谷駅で降りた乗客とは別の客から「(小動物は)座席下のヒーター部分に逃げた」との情報が寄せられていた。〔共同〕

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