神奈川県藤沢市の江の島で11日、干潮時に対岸と島をつなぐ砂州「トンボロ」が現れ、晴天のもと、多くの観光客が橋を使わず、砂や水の感触を楽しみながら島に渡った。

 古くは徳川家康も歩いたと伝わる道で、この日は市観光協会が江の島の護岸に仮設の階段を設置。トンボロから島に「上陸」できる趣向に、行列ができた。

 トンボロは潮位が20センチ以下になると現れる可能性が高く、観光協会は26日と6月9、22日にも階段を設置する(荒天中止)。(足立朋子)

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