このレポートは、海上保安庁の業務の状況を伝えるため年1回発行されているもので、2024年は、課題となっている人材確保のため、保安官の声や働き方を幅広く特集ページで紹介しています。

なかでは巡視船の乗組員や特殊救難隊の隊員がどのような1日を過ごすのかを掲載したり、それぞれが感じている仕事のやりがいを保安官の声として紹介したりしています。

また、去年までの11年間、特集を続けてきた尖閣諸島周辺での業務については「領海・EEZを守る」という項目の中に掲載し、中国海警局の船による領海侵入の件数をグラフで示すなどしています。

海上保安庁では、尖閣諸島周辺での業務を念頭に巡視船の数を増やすなか、離職者の増加などで人材の確保が課題となっていて、レポートを通じて採用につなげたいとしています。

「海上保安レポート」は、全国の書店で購入でき、8月ごろには海上保安庁のホームページに掲載されるということです。

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