天皇、皇后両陛下の長女愛子さま(22)は11日、国立公文書館(東京都千代田区)を訪れ、特別展「夢みる光源氏」を鑑賞された。愛子さま単独での公務は初めて。

同展は「夢」をテーマに、平安文学やその注釈書を紹介している。愛子さまは源氏物語に関する江戸時代の希少な注釈書を見て「どれぐらいの年数をかけて完成させたのですか」と質問。途中からは眼鏡を掛け、夢について書かれた展示資料を熱心に見て回った。

説明を担当した調査員によると、鑑賞後に「平安貴族の心の在り方に触れることができました」と感想を述べたという。

愛子さまは今春に学習院大文学部を卒業。大学では古典や中世の文学作品について学んだ。

国立公文書館の特別展を鑑賞される天皇、皇后両陛下の長女愛子さま=11日午後、東京都千代田区(代表撮影)

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