水爆実験による被ばくから70年を迎える第五福竜丸
被ばくした船が中央に置かれた館内に、全国の小中学生から寄せられた50点を展示。花に囲まれた船や、下から見上げた船首、暗闇を背景に赤色の船が浮かぶ様子など、思い思いに描いた個性豊かな作品が並ぶ。 展示館では11日、ドキュメンタリー「第五福竜丸」(1959年、新藤兼人監督)の復刻版の無料鑑賞会がある。廃盤になったDVDを同館がブルーレイで復刻し、2009年に開かれた作中音楽のコンサート映像なども追加した。会場に展示された全国の小中学生が描いた第五福竜丸の絵
学芸員の市田真理さん(56)は「絵を描く、展示を見る、映像を鑑賞するなど、いろいろな入り口から第五福竜丸のことを知ってもらえたら」と話した。 映画は午後5時から上映(受け付けは4時半から)で、約50席を用意。ブルーレイは3000円で販売している。問い合わせは、同館=電03(3521)8494=へ。(鈴木里奈) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。