気象庁は夏から秋にかけてラニーニャ現象が発生する可能性が高まった、と10日に発表した。夏場に発生すると、日本付近は太平洋高気圧に覆われやすくなり、猛暑の要因になるとされている。
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ラニーニャ現象は太平洋中部から東部にかけての赤道近くで海面水温が平常より低くなる現象。同庁によると、月ごとの発生する可能性は7月が40%、8月が50%、9月が60%で、ラニーニャ現象が発生すれば2022年以来という。
赤道近くでは海面水温が高くなるエルニーニョ現象が昨春から続いているが、特徴が弱まっていて5月中にも終息する見込みという。(大山稜)
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