18日に開かれた国連安保理の緊急会合でウクライナのキスリツァ国連大使は、北朝鮮の兵士がウクライナ軍の陣地への攻撃に投入されているだけでなく、北朝鮮から100発以上の弾道ミサイルがロシアに送られエネルギー関連施設などへの攻撃に使われていると非難しました。
また、アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は「ロシアが北朝鮮の支援に頼れば頼るほど、北朝鮮はより多くの見返りを得ることになる」と述べて軍事協力をやめるよう求め、日本の山崎国連大使も「不法な軍事協力であり、座視するわけにはいかない」などと訴えました。
これに対しロシアと北朝鮮の国連大使は、両国の協力は「国際法にのっとっている」とか「国際平和に貢献するものだ」などと主張するとともに、西側諸国によるウクライナへの軍事支援を批判しました。
一方、韓国のファン・ジュングク(黄浚局)国連大使は「北朝鮮はアメリカの大統領が交代する時期に挑発行為を繰り返してきた歴史がある。注目を集めて新政権との直接交渉の舞台を整えるのが目的だ」と述べ、弾道ミサイルの発射や7度目となる核実験を行う可能性があるとして各国に警戒を呼びかけました。
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