韓国の株式市場は、政治の混乱を受けて投資家の間でリスクを避ける姿勢が強まり、先週に続いて9日も自動車や電機関連など幅広い銘柄に売り注文が広がりました。
韓国の代表的な株価指数KOSPIの9日の終値は、先週末と比べて2.7%値下がりして2360.58となり、ことしの最安値を更新しました。
株価指数の下落は、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が「非常戒厳」を一時宣言して以降、4営業日連続です。
市場関係者は、「韓国では与野党の駆け引きが続き、先行きへの不透明感が強まっていて、投資家の間で、政治の混乱が長期化して経済に影響が波及することへの警戒感が広がっている」と話しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。